もう迷わない!優待クロス 約定額別 証券会社ごとのコスト比較(前段)

何処でクロスするのが正解だろうか?

クロスしようと思ったら、SBIとカブコムの両方に在庫がある。どちらがコストが安いのか?
このように迷うことはありませんか?

 

カブコムの手数料(信用取引)

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どうすれば一番コストが小さいのか?

理想では、「超高額なクロスを除き、楽天大口で最終日にクロスする!」なんですが、そう上手くは行きません。

  • カブコムと楽天、両方在庫あり。どっちが安い?
  • そもそも比較の仕方がわからない
  • いつまで在庫があるだろうか?

変数が多すぎる!

「少しでも安く済ませたい!」けど、「どうすれば安く済むのかわからない!」のは、変動する要素が多すぎるからと考えます。

計算機に銘柄や建てる証券会社を打ち込めば、コストは1円単位で出力されます。ただ、毎日多くの銘柄でそんなことをするほど暇ではないでしょう。そこで、目線を固定して考えてみます。

約定額を固定して考える

貸株日数と貸株料率(%)

  • 貸株日数は短いほどコストは安い
  • 貸株料(%)は、低いほどコストは安い

では、約定額を固定すれば簡単なのか?

約定額を固定しても、移管を考慮する必要があります!

楽天証券の「いちにち信用」⇒「出庫」のおかげで、手法の幅が広がってしまいました。約定額とは別に、移管の有無も分けて考えなければなりません。

グラフを出力

証券会社ごとに、手数料形態に特徴があります。約定額により手数料の区切りがあるので、主な約定額を選びグラフを作成します。

グラフは「移管あり」「移管なし」それぞれ作成します。

グラフは単なる直線(一次関数)です

中学1年生(だったかな?)の数学を思い出してください。例として、約定額は100万円未満(99万円)、移管なしのコストです。

y=ax+C

  • y(縦軸)はコストの合計です。
  • x(横軸)は貸株日数です。右に行くほど日数が増えるので、コスト合計は高くなります。
  • aは一日当たりの貸株料です。貸株料率が高いほど、右上がりの傾きが急になります。
  • Cは固定のコスト、売買手数料やいちにち信用買の金利、約定額と証券会社で決まった数値です。固定のコスト(手数料)が高いほど、グラフの始まり(左端)が上になります。

コストの合計yは、
a(一日当たりの貸株料)*x(貸株日数)+C(固定のコスト)
となります。

証券会社別、手数料と貸株料の傾向

カブドットコム証券

売買手数料が高額になりがちの為、グラフの左端が高い位置から始まります。
貸株料は安いので、傾きは小さくなります。クロスを先延ばししても、たいしたコスト削減効果は見込めません。

楽天証券(大口適用)

売買手数料が無料の為、グラフの左端は低い位置から始まります。
貸株料は高いので、傾きは大きくなります。
SBI証券も手数料無料キャンペーン適用なら、楽天大口とほとんど変わらないグラフ(C/P)となります。

SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券(大口非適用)

カブコム以外は貸株料に差がありません。(GMOのみ僅かに安い)よって、カブコム以外は全て同じ傾き、平行な直線になります。
売買手数料は各社差があるので、グラフの左端(始まる位置)はバラバラです。
貸株料が高いので、クロスするタイミングが収益に大きな影響を与えます。

見どころは?

(例)約定額100万円未満(99万円)移管なし

  • 最短の貸株日数で一番安く済むのはどこ?(青○ )
  • カブコム対他社、コストが逆転する貸株日数は?(赤○
  • 楽天の争奪戦開幕付近(貸株14日あたり)の各証券会社のコスト順(緑のライン

こんなもんでしょうか?

各証券会社の条件

  • 楽天証券は超割コース。
  • SBI証券は、10万円まではアクティブ、10万円超えはスタンダードプラン。「手数料無料キャンペーン」は考慮していません。キャンペーン適用で考えたい場合、グラフは楽天大口を見てください。
  • カブドットコム証券は割引なし。
  • GMOクリック証券は、キャンペーンにより一般信用売りの手数料無料。買い建ては制度信用+現引き。株主優待(手数料キャッシュバック)は考慮せず。手数料は有料。キャンペーンが終了する2019年1月以降は、別途確認する必要があります。
  • 「移管あり」については、全て楽天証券のいちにち信用+現引。買方金利は考慮していません。(約定額100万円以上は無料、100万円未満は額が小さいため)

約定額は以下の8通りで検証

5万円未満(4万円)、10万円未満(9万円)、20万円未満(19万円)、50万円未満(49万円)、100万円未満(99万円)、200万円、300万円、1,000万円。
数値(コスト)は、100万円まではマイナス1万円で算出しました。

注意点

グラフは手数料の絶対値を求めるのが目的ではありません。数値は目安として捉えてください。数値よりも視覚で理解すると頭に残りやすいと思います。
証券会社、コスト、貸株日数、三者の関連性を掴んでもらえれば、時期や約定額による迷いも減ると思います。

では、コストの考察です。
移管ありはこちら

移管なしはこちら

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